中高年と初心者の
ラテンダンス教室ダンサハバナ
Danza Habana
サルサ、バチャータ、メレンゲ、ズーク
お問合せ:090-5629-9101
中高年女性ダンスチームメンバー募集中❣
2024年11月04日更新
サルサ・トリビア
【サルサダンス】
1961年にも映画化された名作ブロードウェイミュージカル「ウェストサイドストーリー」を再度映画化したスティーブン・スピルバーグ監督作品の「ウェストサイドストーリー」はまだ記憶に新しいと思います。この作品はアメリカに夢と成功を求めて多くに移民が集まったニューヨーク・ウェストサイド地区を舞台にした、対立するポーランド系移民の若者たちとプエルトリコ系の若者たちの物語。原作はシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」というだけにラブストーリーの要素もたっぷりですね。サルサはこういったアメリカに集まってきたラテン系の人たちの影響を受けて生まれたダンスです。ルーツをキューバや中南米にもちつつ、アメリカで形づくられたのがユニークだし、それだからこそ、世界中で人気のダンスになったとも言えるでしょうね。
サルサダンスのリズムは8拍を1単位として動きます。この単位をクラーベと言います。
ロサンゼルス・キューバスタイルでは1拍目からステップを合わせて、女性は右足から1・2・3(右・左・右)と左足から5・6・7(左・右・左)とステップを踏み、4泊目と8拍目はステップしません。
このスタイルをオンワン(ON ONE)と言い、いくつかあるサルサダンスの踊り方としては最もポピュラーですし、とても踊りやすいサルサダンスのスタイルです。サルサ&バチャータダンス教室ダンサハバナでは、このオンワン(ON ONE)サルサを教えています。
※オンワン(ON ONE)スタイルのほかにはニューヨーク・プエルトリコスタイルやニューヨーク・クラブスタイル(オンツー)などがあり、それぞれ微妙にスタイルが異なります。
競技ダンスとしては高度なテクニックで踊るのですが、サルサが生まれたアメリカをはじめ、ルーツがあるカリブ海を中心とした中南米(キューバやプエルトリコ、ドミニカなど)、イギリス、フランス、ドイツ、フランス、スペイン、イタリアなどヨーロッパ一帯ではプロもアマチュアも楽しむダンスとしても親しまれています。クラブやディスコで踊ったりします。
日本ではオルケスタ・デ・ラ・ルスというサルサバンドがキッカケでブームを巻き起こしました。隣国の韓国でも盛んに踊られています。最近ではラテンポップスが日本でも聴かれるようになり、再び、サルサダンス熱が高まっているようです。
ラテンポップスはプエルトリコの歌手ルイス・フォンシが歌い、ジャスティン・ビーバーがカバーした「デスパシート」やカミラ・カベージョが歌う「セニョリータ」、エンリケ・イグレシアス歌う「スベメ・ラ・ラディオ」が日本でも有名ですね。特にカミラ・カベージョはAmazonのprimevideoではシンデレラを演じたり、女優としても活躍しているようです。ラテン系のアメリカ国内での地位向上や躍進を象徴しているようにも思います。
男女のペアダンスとして踊る場合は、男性のリードで踊ります。
・オープンポジションでは向かい合って軽く手をつないで踊ります。
・クローズポジションでは男性の左手と女性の右手をつないで、女性の背中に腕をまわした男性の肩に女性が腕を乗せて踊ります。
「手で会話する」といいますが、男性の左手のちょっとした動きで女性を誘導するからですね。
先にオープンポジションとクローズポジションを説明しましたが、踊りの流れの中で臨機応変にオープンポジションとクローズポジションを行ったり来たりする感じです。
レディースシャイン(男性が踊ってもOK)はボディコントロールや腕の動きを中心にした振り(MOVE=ムーブ)でも踊ります。
元々、社交ダンスでは一人でイメージトレーニングすることを「シャドウ」と言いますから、影(シャドウ)よりも輝き(シャイン)のほうがラテン系の人たちには合うので、そんな呼び名になったんだと思います。カリブ海を含む中南米一帯は貧しい国も多く、生活は必ずしも豊かとは言えないこともありますが、陽気に踊る事で人生を豊かに楽しく生きていこうとしている気がします。中南米一帯の多くの国はスペイン語圏です。「スペイン人は悲しいことがあっても、明るく振る舞うの。だから、情熱的で陽気に見えるのよ。」なんてセリフがありますが、スペイン語圏では共通しているのかもしれませんね。
※カリブ海ではハイチがフランス語、ジャマイカは英語。
※南米ではブラジルがポルトガル語。
サルサのリズムは日本人と相性が良いです。
なぜなら、リズム感覚はいつも使う言葉(多くの場合、日本語でしょう)と密接に関係しているから。サルサの楽曲のほとんどはスペイン語で歌われますが、スペイン語の発音はほぼローマ字読みで、日本人にとって発音しやすいし、文法的にも主語を言わない、わかってることは省略する、語順がフレキシブルに変えられるなど、日本語との共通点が多いのです。スペイン本国のフラメンコダンスが昔から日本で人気な理由も、このリズムの分かりやすさが大きな理由と言えるでしょう。
つまり、リズム感についていえば、「なんの心配もいらない」ということです♪
だから、安心してサルサを始めましょう♪